赤ちゃんが人を噛む!我が家が試して失敗した方法と、噛み癖が直った叱り方。

歯固めビスケットを噛む娘
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肌や授乳時の噛み癖に悩んだ5ヶ月〜9ヶ月。

我が家のトコちゃんは、歯が生え始めた5ヶ月頃から頻繁に人を噛むようになりました。

特に噛まれたのは、肌の柔らかい私。よっぽど噛み心地がいいのか、添い寝していても抱いていても遊んでいる時も、腕や足の露出した部分を常にカミカミ。さらに、授乳時も飲みながら遊びモードに入ると突然ガブッ!これが痛いのなんのって、何度息が止まったかわかりません(涙)

始めのうちは、歯がちゃんと生えていないので歯茎で噛まれている感覚でしたが、上下の歯が生えそろってからは、本気で噛まれると跡が残るほどの鋭さ。当然ながらものすごい痛みで、突然噛まれた時は「痛いっ!」と叫び、とっさに突き飛ばしそうになることもありました。

夫・テムさんの頬を噛む娘。
夫・テムさんの頬に噛み付くトコちゃん。

「これはまずい」、と思ったのは、児童館へ遊びに行った時。他の赤ちゃんに興味を示したトコちゃん。ハイハイで近づくと、ママ同士で挨拶をしているすきに、赤ちゃんの腕に噛み付きそうな仕草を見せたのです。

慌てて抱き上げ距離を取ったものの、冷や汗〜な私。それまでも、噛まれるたびに強い口調で「ダメ!」と言い聞かせてはいたのですが、全く効果がなかったトコちゃん。いつか直るだろうとタカをくくり、スルーしていたことを反省。

このままではお友達を作ることもできず、トコちゃん自身のためによくないと、本格的に噛み癖を直すことにしました。

赤ちゃんが人を噛む理由は何?

トコちゃんの噛み癖を直すに当たって、まず調べたのが「噛む理由」。当然、「伸びかけの歯がかゆい」ということは思い当たりましたが、他にも様々な理由があることがわかりました。

赤ちゃんが噛む理由

✔︎生えかけ、伸びかけの歯がかゆい

✔︎興奮している・恐怖を感じている

✔︎噛む相手の気を引きたい

我が家の場合、噛み始めたのは歯が生え始めた頃。最初は痒くて何にでも噛み付いているという雰囲気でした。しかし、それが何ヶ月か続くことで、私やテムさんの痛がるリアクションに「噛めば構ってもらえる」と味をしめてしまったトコちゃん。

娘に下の歯が生え始めた頃。
下の歯が生え始めた頃。

思い返せばトコちゃんが家族を噛むのは、私が仕事をしていて構えない時や、家族がみんな眠っていて一人で起きてしまった早朝時。

寂しさや退屈から本格的な噛み癖がついてしまったのでは、と、母として反省する部分もありました。

親として、トコちゃんの噛み癖にちゃんと向き合わなくては。そうして試したさまざまな方法。しかし、なかなか効果のある方法には出会えませんでした。

【失敗編】噛み癖が治らなかった対策法と、失敗した理由。

赤ちゃんが噛んだ時に試す方法として、よくネットに乗っている方法はあらかた試した我が家。

たとえば、

●お菓子やおもちゃを与える

●低い声で「ダメ!」と叱る

●鼻をつまんで注意する

という方法は、噛み癖を治す方法としてよく紹介されています。

しかし、始めるタイミングが悪かったのか、我が家のトコちゃんには効果がないこと、喜ばせてしまうことばかりでした。以下は我が家で試したこととその失敗理由です。

お菓子やおもちゃを与えるのはその場しのぎ。

はじめに試したのはネットでよく見かけるこの方法。人に噛みつきそうになったら、歯固めビスケットやかみかみできるおもちゃを与えます。一見手軽そうで叱らずにすむこの方法ですが、我が家ではその場しのぎになるだけで効果ナシ。その時はお菓子やおもちゃを噛んで遊びますが、結局は私の元に戻ってきてまた噛みつきそうになりました。

効果の出なかった理由として、我が家の場合「歯が痒くて噛む」から、「構って欲しくて噛む」に噛む理由が変化して行ったので、根本的な解決にならなかったのではないかと推測。歯の生え始めに「痒くて噛む」という赤ちゃんの場合、完全に癖になる前におもちゃやお菓子を「噛んでいいもの」と覚えさせる意義はあるのかもしれません。

低い声で叱るのは、声音の違いが面白い?

まだ赤ちゃんだから叱ってもわからないと思いがちですが、親の反応がわかる月齢であれば効果のあるこの方法。噛むたびに一定の声音で「ダメ!」と言い聞かせ、口から離すことを根気強く繰り返すことで、親が普段と違う反応をする→叱られているとわかるようになるのだそうです。声音は、大声で驚かせるより、ママやパパが普段出さない「低い声」が効果的ということでした。

しかし、我が家のトコちゃんの場合、「親の反応がわかる月齢」ということが災い。いつもと違う私の声音に初めは驚いて噛んだ口を離したものの、次第に面白がって余計に噛むようになりました・・・。

鼻をつまむと大喜び。全く効果ナシ・・・。

また、赤ちゃんが噛むたびに、鼻をつまんで不快感を与え、「これはしてはいけないこと」と、言い聞かせる方法も、ネットではよく見かけます。これは体で覚える分、効果がありそう!と、先ほどの「ダメ!」という方法と合わせて試しましたが、トコちゃんにはやはり効果ナシ。

それどころか、やはり鼻をつままれる→構ってくれる→遊んでもらっている→「楽しい!」と変換されたようで、ついには叱りながら鼻をつまむと楽しそうにケラケラ笑うようになってしましました。・・・失敗!

【成功編】噛み癖が直った叱り方。

では、トコちゃんには全ての方法が効かなかったのか・・・?

実は、一つだけ、我が家のトコちゃんに効果抜群だった噛み癖対策がありました。

それはこちらの方法。

そんな時は、まず落ち着いて赤ちゃんを座らせ、分かりやすく「噛んではダメよ」と一言で注意をした後、赤ちゃんの目の前から1、2分離れて、戻ってもう一度「噛んではダメよ」と短い言葉で注意をします。

https://cucanshozai.com/baby/2012/03/biting-toddler.html

夫・テムさんと協力し、この方法を3日ほど徹底したところ、なんと噛む回数が激変。その後も、腕や足に噛みつきそうになるたびに、目を見て静かに、「噛んではダメ」と伝えると、口を離すようになったのです。

我が家でこの方法が成功した理由には、いくつか思い当たることがありました。

冷静に叱って離れる方法が効いた理由。

✔︎大きなリアクションを見せず、冷静に叱った

✔︎8ヶ月頃から後追い期に入っていたため、「ママが離れる」という行為が効いた

これまで、叱る、鼻をつまむ、など、「噛む」ことに対する私のリアクションを「構ってもらえる」と捉えてしまったトコちゃん。そのため、冷静に「噛んではダメ」と言ってその場を去る、という方法に、最初はキョトンとしたものの、ドアを閉めた瞬間大泣き。初めて試した瞬間から、手応えを感じた唯一の方法でした。

これは、後追い期まで噛み癖を引きずったトコちゃんだからこそ効果があったと言える方法かもしれません。

赤ちゃんの噛みグセは早いうちに直して!

7ヶ月頃の赤ちゃんの噛み癖は、「まだ赤ちゃんだから」「言ってもわからない」と思ってしまいがち。ですが、実際は7ヶ月にもなると、喜怒哀楽が出て親の表情もしっかり読むことができるようになります。

その子の噛み癖の原因を考え、月齢に合った適切な叱り方でしっかり噛み癖を改善しておくことで、他のお子さんがいる環境でも安心して遊ばせることができ、結果的には我が子のためになりますよね。

我が家は上記の方法がもっとも効果的でしたが、早いうちから様々な方法を試して、お子さんに効果がある対策を探してみてくださいね!

この記事を書いた人
だっこ

趣味は料理。調味料。クラフトビール。特技は整理整頓。
食生活アドバイザー・フードアナリスト・食農検定2級取得など、
食に関する勉強が好き。夫テムさんの助けを借り、ブロガーに挑戦。
Twitterでもつぶやいてます。

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