キッズラインとは?
今話題のベビーシッターマッチングサービス、「キッズライン」をご存知ですか?
「キッズライン」は1時間1,000 円~スマホからも即日手配可能なオンラインベビーシッターおよび家事代行マッチングサービス(iOS版・Android版アプリも利用可能)で、全国47都道府県で展開、現在3,500名以上の保育士や幼稚園教諭、子育て経験のあるママや女子大生などの、弊社で面接および研修に合格したベビーシッターや家事スタッフが登録しています。利用者は、事前に全サポーターの詳細なプロフィールや利用者全員の口コミ評価、Facebookで繋がる友人の利用サポーターを見ることが出来、安心して24時間オンラインで手配する事が可能なためユーザー数が増加。
引用:https://kidsline.me/contents/news_detail/377
”サポーター”と呼ばれる民間の登録者が家に来て、ベビーシッターや家事代行を行ってくれるマッチングサービス。
ベビーシッターだけでも、元保育士などの有資格者、家事サービスが可能なシッター、保育に関わる仕事を目指す大学生など、無資格有資格問わず様々なスキルや経験を持った人が登録しています。
利用者は、スマホで自分の希望に合うベビーシッターや家事代行を探し、24時間依頼ができるという、共働き家庭の救世主のようなこちらのサービス。
現在、登録者シッター数が日本全国に3500名を超え、10月からスタートが予定されている幼保無償化に向けて、さらに2000人ものベビーシッターや家事代行サポーターの採用を予定されています。
結婚や出産で保育の現場を離れた潜在保育士が、キッズラインでフリーランスの保育士として復職しているという事例も。
じつは私、だっこもベビーシッター愛用者のひとり。おもに平日の昼間、フリーランスの仕事を進めるために娘・トコちゃんをシッターさんに預け、喫茶店やファミレスで原稿を書く、という使い方をしています。
我が家が日頃利用しているのは、区の補助を受けることができるベビーシッター会社。トコちゃんが新生児の頃から何度か見ていただいているシッターさんもいて、別段不満はないのですが、来ていただくシッターさんを選ぶことはできません。
そこで今回、夫・テムさんの会社で流行っているというこの「キッズライン」を試験的に導入することに。ちょうど私の新しいお仕事が決まり、さっそく利用登録をしてみました。
キッズラインの利用の注意点。
①利用登録が面倒。あらかじめ用意しておくべきものをチェック!
②マッチングは豊富だが、緊急の場合は選択肢が少ない!
③予想よりも相場は安くない。
キッズラインはどうやって利用するの?
キッズラインを利用するには、まずアプリかPCでの利用登録が必要。利用登録にはアカウントの作成、作成したアカウントでのプロフィール申請があります。プロフィール申請では、身分証明書などをキッズラインに提出するため、審査が済むまでに大体1〜2日はかかるそうです。
登録が承認されたら、いよいよ利用開始。検索画面か、サポーター募集をかけ、自分の希望にマッチするサポーターを探して予約します。
予約は、シッターの詳細画面から「予約リクエスト」を送り、シッターさんから返信されて来た見積内容に問題がなければ、予約確定をします。
まずは、キッズラインでサポーターさんを予約してみた感想・・・結構めんどくさい。。。
正直、何も知らずに気軽に利用しようという人には、予約するまでがハードル高め。以下に注意しなければいけないことをまとめました。
①登録が面倒。あらかじめ用意しておくべきもの!
プロフィール申請時に用意しておきたいもの
☑︎身分証明証
☑︎プロフィール用画像
☑︎レビュー用プロフィール画像(同上でも可)
☑︎子供と登録者本人が一緒に写っている写真
☑︎自宅のメインとなる保育場所の写真
☑︎支払い用のクレジットカード。
●身分証明証
キッズラインは見知らぬ人同士で子供を預けたり預かったりするためにつかうので、サポーターはもちろん、シッター利用者もプロフィール審査が厳しめです。身分証明書の審査は提出から1〜2日。
利用したい日から余裕を持って登録をしておくことをお勧めします!
●写真の登録
写真の登録は、プロフィール画像や保育場所の写真など、4項目もアップしなければいけません。これが結構大変。
とくに部屋の写真などは、洗濯物が散らかっていたり、赤ちゃんがおもちゃを散らかしていたり、なんの心も準備もなく登録を進めていると、「そんな急に言われても!」となりがち(^^;)写真は部屋が綺麗なタイミングにでも、あらかじめ用意しておくことをオススメします。
さらに、私が地味に面倒だったのは、プロフィールの基本情報の欄にある、「最寄駅から自宅までの行き方」の項目。今どき地図アプリでサクサク来てもらえればいいものを、この項目はなぜか文章説明が必須。「駅を背にして右に50m進み、左手のコンビニで右折」なんて、家までの道のりや建物を必死に思い出して記入していたので、地味に時間を取られました(笑)
●支払い用のクレジットカード
キッズラインの支払いは、キッズライン内だけで使えるポイントを銀行振込で購入するか、クレジットカード払いのみ。都度銀行振込が必要なポイント払いは面倒なので、我が家ではクレジット払いにしています。クレジットを選択する方は、支払い用のクレジットカードも登録時に用意してくださいね。
そんなこんなでアカウントを申請してからプロフィールの項目を埋めるまでに軽く1時間はかかるキッズライン。身分証の申請は承認までに1〜2日かかるということで、「急遽明日利用したい!」となる前にあらかじめ済ませておくのが吉です。
マッチングは豊富だが、緊急の場合は選択肢少な目。
キッズラインのサポーター登録者数は3500名以上。保育関係の有資格者や家事スキル、家の近さや来て欲しい日時とのマッチングなどから選べます。
しかし!今回利用してみて思ったのは、やはり緊急の利用だとマッチングが少なめなこと。
とくに、「時給」と、「利用したい時間帯」の項目がなかなか合わず。結局は、利用したい時間の空きが合う方の中から、想定よりもやや時給が高めの方を選びました。
結果として、トコちゃんとは相性のいいサポーターさんでしたが、3時間で9750円と、やや予算オーバー。
東京23区内のサポーター数でも1〜2日前だとぴったりの条件の方は埋まっているので、地方住まいの方はさらにサポーターの競争率が激しいかもしれません。
予想よりも相場は安くない!料金の内訳はコチラ。
家事サポーターの時給相場は一般的に1,000〜1,500円程度となりますが、2000〜2500円で予約が殺到する家事サポーターも多くいます。
引用:https://kidsline.me/help/center_detail/payment_by_hour_housekeeping
キッズラインサポーターの時給相場は1000円〜1500円とのこと。しかし、実際にサポーターを探してみても、なかなか1000円〜1500円で活動している人はいません。
まあ、大事な子供の命を預かってもらう責任の重さを考えれば1500円でも安いものかもしれませんが、そこは家庭ごとの予算もありますからね〜(^^;)
今回我が家でお願いした方は、時給1800円の元保育士さん。有資格で経験者の方に1800円で見てもらえるなら・・・とお願いしました。今回の依頼は、3時間のベビーシッターでトータル料金9750円。
こちらがその内訳▽
予約時に注意をしなければいけないのが、時給+サポーターさんが独自に設定している“オプション料金”。
この方の場合、1歳未満の乳児のオプション料金が1時間800円かかっているので3時間で2400円!サポーター選びはテムさんに任せていたので気付きませんでしたが、これは結構大きいですね!
僕も気がつかなかった・・・
さらに、キッズラインの手数料(20%)が上乗せされているので、結構割高な印象。
ちなみにこの数日後、いつも利用しているシッター会社を通して4時間30分の依頼をした際の領収書がコチラ▽
時給1800円×4.5時間+交通費+税で9096円!依頼時間の長いコチラのほうが安かった!!
サポーターの方の対応や印象
今回お願いしたのは20代の保育士経験者の女性。
・保育士歴6年。
・過去に保育園の保育士として0〜2歳児の乳児クラスを担当していた。
・ふれあい遊びやわらべうたでのコミュニケーションが得意。
・他にも幼児教育に関連する資格を持っている。
・親のリフレッシュ時間のための保育歓迎。
などの自己紹介文から好印象を受け、有資格者の方なら安心かも。と依頼。
玄関を開けた時から感じがよく、笑顔が優しくていかにも子供好きという雰囲気で第一印象はいい感じ。さらに、手洗いうがいを済ませて「エプロンをつけていいですか?」と一言。
いちいち許可を出すようなことではありませんが、人の家で仕事をするという状況で丁寧に動いてくれる印象を受けて好感が持てました。
娘・トコちゃんは、優しいお姉さんの登場にはやくもきゃあきゃあ大はしゃぎ。人見知りのないタイプなので、早速ハイハイで様子を見に近づいていました(笑)
もともと心配性な私は、シッター利用時にはいつも「引き継ぎノート」を用意。イラストや文章で、その時トコちゃんがはまっている遊びやミルクの時間、寝かしつけの注意点などを書いておきます。
おむつやお着替えの場所も確認して、いざ、出発。
サポーターさんはトコちゃんをだっこして、玄関までお見送りをしてくれました。(余談ですが、このお見送り、してくれる方としない方がいます。ちゃんと子守をしてくれればどちらでもいいとは思いますが、しない方の方があっさりした印象です)
近くのファミレスで3時間ほど原稿を書いて、そわそわしながら帰宅すると、ドアを開けた瞬間におもちゃの音が聞こえました。
部屋に入ると、機嫌よくシッターさんに遊んでもらっているトコちゃん。お昼寝してからお散歩もしてもらい、泣くこともなく元気に過ごしたようでした(ホッ)。
何をして過ごしたか、ミルクはどれくらい飲んだかなど、口頭で簡単に引き継いでいただき、支払いはクレジットなので、サポーターさんはここでバイバイ。トコちゃんは不思議そうな顔でお姉さんを見送りました。
翌日、マイページ内の「予約一覧」にはサポーターさんからの丁寧な完了報告が。
【サポート中の過ごし方】
13:00 サポート開始、遊びの見守り
13:50 オムツ替え
13:55 ミルク(40/80ml)
14:05-15:25 睡眠
15:35-15:50 散歩
16:00 サポート終了
ーSIDSチェックー
トコちゃんは0歳児なので5分毎に呼吸と体勢の確認を行いました。
表記:抱っこ→◯、仰向け→上、右向き→右、左向き→左、うつ伏せ→下、うつ伏せ返し→返
14:05上、10上、15上、20上、25上、30上、35右、40右、45右、50右、55下、15:00返→上、05上、10右、15右、20右、25右/起床
その後もバナナの歯がためや、アヒルやカタツムリの玩具で遊びました。ふれあい遊びも好きなようで、♪一本橋こちょこちょ、♪キュウリができた等で遊ぶと可愛らしい声を出して笑っていました!猫ちゃんも気になるようで素早いはいはいで追いかけていましたよ。
つかまり立ちも得意気に見せてくれました!掴まってはこちらをチラリとみてはニコッと笑っていてとても可愛らしかったです☆私のエプロンについているボタンも好きなようでつかまり立ちをしながら触っていました。
遊んでいる時には喃語を盛んに発していました。お話しするのが好きなようですね☆
口頭の引き継ぎでは伝えきれなかった遊んでいる時の様子など、かなり詳しく書かれていました。
時給は相場より高めでしたが、丁寧な方だったのでこの方への不満はゼロ!
ただし、手数料やらサポーターさんが設定したオプション料金やらがかさばるキッズライン自体、よっぽどのことがないとリピートしないかもなあ。いつも利用しているシッター会社で満足はしているので。
緊急時のシッターさんの探し方
今回、キッズラインでサポーターを検索してみて、2日後の予約でもすでに家が近い人、時給が安い人は埋まっていた印象でした。
しかし、ギリギリの日にちでも空いていた方には一定の共通点がありました。どうしても明日お願いしたいけど、見つかるか不安という方は、以下の条件を緩めて探すとサポーターさんが見つかる可能性が高くなると思います。
サポーターが見つからない時は・・・
●時給2000円代から探す。
●女性サポーターにこだわらず探す。
●遠方の方に来てもらう。
時給2000円代から探す。
私の肌感では、2000円以上のサポーターの方は比較的空いていた印象。確かに安くはないのですが、こうした方は時給が高い分家事スキルや保育資格など付加価値が付いていることが高く、結果的にはお得感があるかもしれません。
女性サポーターにこだわらず探す。
女児を持つ親として気持ちはなんとなくわかるのですが、男性のサポーターさんは比較的直前の予約も空いています。しっかり実績や口コミを見て、安心できそうな方ならば女性にこだわらずにお願いするのも一つの選択肢ですね。
遠方の方に来てもらう。
キッズラインは、交通費が利用者負担。なので、家から近いサポーターの方がお得です。しかし、子育て世帯が多い地域はそれだけサポーターの競争率が激しいもの。もしも近隣で時給の合うサポーターが見つからない場合は、交通費を割り切って、遠方から条件の合う方に来てもらうという選択肢もあります。
キッズラインのメリット・デメリットまとめ
キッズラインのメリット
・家事や家庭教師、英語でのシッティングなど、様々なニーズにマッチする。
・24時間シッターを探して予約できる。
今回初めて利用して感じたのは、やはり様々なニーズに答えられる圧倒的な登録者数。
留守の間簡単な料理や掃除をしてくれたり、ペットの世話をしてくれたり、子供の宿題を見てくれたり・・・「こんなことまで?!」という発見がありました。
また、24時間アプリやネットからサポーターの予約ができるのもキッズラインのメリット。
例えば、普段から家事スキルが使えるサポーターさんをリピートして関係を作り、親の急病や弔事など、いざという時にはシッターと家事の両方をお願い!という風に、共働きの緊急時、お守りのような存在のサポーターさんが見つかるのはキッズラインならではかもしれません。
また、利用者のメリットではありませんが、保育園の現場から離れた「潜在保育士」や、子育て経験や家事スキルを活かしたいと感じる主婦など、個人の強みを活かせる場がキッズライン。
そうした人たちに活躍の機会を与えるという社会的メリットの大きさが、キッズラインが盛り上がっている要因なのかなあとも感じました。
一方、デメリットはどうでしょうか。
キッズラインのデメリット
・手数料が10%から20%に値上げされて不評・・・。
・トラブル時に運営が対応してくれない。
キッズラインは上手に利用すれば便利なサービスですが、一部では「手数料を値上げした割にトラブル対応にノータッチ」という声が上がっています。
キッズラインの手数料は、2019年の3月に10%から20%に値上げ改定されました。
手数料改定の理由は、
さらに高品質なサービスを提供していくために「人材の確保および研修」に投資してまいります。
引用:https://kidsline.me/contents/news_detail/346
とのこと。
口コミでも見かけるように、サポーターと利用者とのトラブルには関与しないというのが基本的なスタンスのようです。
キッズラインでサポーターとのトラブルに合わないようにするためには、ある程度しっかりとプロフィールやレビューを読み込んでから予約するのがベターですね。
割高ではあるが、一度は使っておいたほうがいい!
私が利用しているベビーシッターサービスは、確実にプロが来る安心感があり、料金は年会費1万円で1,500円/時間。会員ではない我が家は1,800/時間で利用しています。さらに、前日の深夜などの緊急料金で対応していただいても、+1,000円程度の割増。
正直、わざわざキッズラインに登録しなくても、十分なサービスが受けられる印象です。
今回利用してみて、我が家では、いつものシッターサービスで人が見つからなかった時や、家事も同時にお願いしたい急病時のために、このまま登録をしておこうということに。
いざという時の保険として安心して利用するためにも、登録を済ませて一度利用しておくのがお勧めです。
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