ネコトコ記録:猫を飼ってても子育てできる?大変なことや気をつけることは?我が家の愛猫パッタイと0歳児トコちゃんとの生活を妊娠〜子育てまで語ります。
こんにちは。だっこです。
前回は、我が家で赤ちゃんを迎える際の猫アレルギー対策についてお話ししました。
今回は、実際に出産を終え、愛猫と赤ちゃんが対面する際の注意点と、嫉妬深い愛猫の心のケアについてお話しします。
赤ちゃんが来るよ!愛猫への伝え方と対面時の注意。
猫の性格もいろいろ。他の猫に友好的なタイプ。猫はダメだけど人間には友好的なタイプ。人も猫も喜んで受け入れるタイプ・・・。お宅の猫ちゃんはどんな性格でしょうか。
我が家のパッタイはというと、心を開く人間は飼い主のみ。子猫だろうが負傷猫だろうが、他の猫を一歩でも家にあげるのは許さない。という超神経質で心がせまーいタイプ。
もしも、赤ちゃんがある日突然家族の中心に現れたら、受け入れるのに時間がかかるだろうと思いました。
そこで、産後の入院中に赤ちゃんの匂いをつけたタオルを準備。夫・テムさんの面会時に持ち帰ってもらい、少しづつ赤ちゃんの気配に慣れてもらうことに。
特に、出産前に組み立てたベビーベッドはパッタイのお気に入りの寝床になっていたため、赤ちゃんの匂いのついたタオルを敷いて、「ここは赤ちゃんの場所だよ」と根気強く教えました。
その甲斐あってか、退院後赤ちゃんと帰宅すると、意外とあっさり受け入れてくれたパッタイ。
やはり少しだけビクビクはしていたものの、赤ちゃんの足の匂いを嗅いで慣れたものを感じたらしく、思った以上に取り乱すことはなく距離を置きながら観察していました。
また、パッタイに赤ちゃんを紹介する際にも気をつけたことがあります。
実は、プライドの高い猫にいきなり赤ちゃんを近づけるのはNG。パッタイが自分のタイミングで赤ちゃんに近づくのを待ち、抱き上げて赤ちゃんより高い位置から匂いを嗅がせてあげました。
猫は、相手より高い位置にいることで優位性を感じてプライドが満たされる生き物。パッタイの先輩としてのプライドを傷つけない対面を心がけました。
赤ちゃんが来ることは、猫にとって環境が変わって落ち着けなくなること。できるだけの心構えとフォローをしてあげたいというのが我が家の方針でした。
猫と赤ちゃんの対面時のポイント。
・対面する日までに赤ちゃんの匂いのついたもので慣らしておく。
・猫の方から赤ちゃんに近づくタイミングを待つ。
・猫が高い位置から赤ちゃんの匂いを嗅げるよう、抱き上げて近づけてあげる。
猫も嫉妬する!「上の子」対応で愛猫を安心させて。
そんなこんなで始まった、赤ちゃんとの生活。
なんとか対面の段階はクリアした愛猫・パッタイと娘・トコちゃんでしたが、やはり家族の注目を一心に持っていく新生児の存在にパッタイは面白くない思いをしているようでした。
それもそのはず。それまでは、好きなだけママの膝を占領し、腕枕で眠っていたパッタイです。相手にされる時間が減り、気を引きたいのか意味もなく大声で鳴くように。授乳中のママの周りをそわそわしながらぐるぐる周り続けたこともありました。
不憫に思おうにも、実際手が離せないのが新生児のお世話。また、私自身の気力と体力もパッタイの相手まで回らないこともありました。
ところがある日、これではいけないと思う出来事が。
それは、トコちゃんに授乳中の出来事。パッタイがトコちゃんを抱いている私の膝にムリヤリ割り込んで来て、ギリギリのバランスで香箱座りをしたまま動かなくなったのです。
おかしいやらかわいそうやら。私はその時、パッタイが本当に寂しい思いをしていたのだなあとつくづく感じたのでした。
それから私は、トコちゃんが眠っている少しの時間でもパッタイと二人きりになるタイミングを作り、お膝を思う存分占領させてあげることに。
残念ながら彼女が甘えたい時に限ってトコちゃんが泣き出す、ということも多かったのですが、時にはちょっとの間だけ泣かせても「あなたを優先しているのよ」という時間を作ってあげました。
後から二児の母の友人と話していてわかったのですが、これはまさしく、「上の子」の赤ちゃん返り対応と同じ方法。
その後のパッタイは心なしか穏やかに。そして、少しづつ子猫の頃のようにべったりする時間は減って行きました。
猫が赤ちゃんに嫉妬した時の対応。
・少しの時間でも、二人きりで思い切り甘えさせてあげる。
・赤ちゃんが泣いても、オムツやミルク、他の異常がない時はあえて猫を優先させてあげる。
最初から仲良しはムリ。焦らず「家族」と認めてもらおう!
トコちゃんへの強烈な嫉妬はいったんおちついたパッタイですが、その後も何かと赤ちゃんを優先させる場面で不服に思っているような行動もありました。
現在8ヶ月の娘、トコちゃんは、最近パッタイへの興味がものすごいのですが、パッタイの方は相変わらずそっけない態度。ただ、決してトコちゃんを攻撃したりせず、いつもゆるやかにスルーしているのはお見事。付かず離れずの距離を保つのも猫流の認め方なんですよね。
SNSの世界では、猫とラブラブの赤ちゃんや、母性いっぱいで子守をする猫の心温まる画像がたくさん見られますが、我が家はドライな姉妹になりそう(^^;)
欲を言えば、少ーーーーしづつでいいので、気長にゆっくりと距離が縮まってくれればいいなと思っている次第です。
皆さんも、赤ちゃんと猫の距離をすぐに縮めようと焦るのではなく、まずは猫が赤ちゃんを家族と認められるようにサポートし、その後もながーい目で見守ってあげてくださいね!
「ネコトコ記録」では、今後も愛猫・パッタイと娘・トコちゃんとの生活を記録して行きたいと思います!
今後ともどうぞよろしくお願いします(^^)
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