猫を飼ってても子育てできる?大変なことや気をつけることは?我が家の愛猫パッタイと0歳児トコちゃんとの生活を妊娠〜子育てまでを語ります。
絶妙なタイミングで家族になった、野良猫パッタイ
現在、我が家のピラミッドの頂点に君臨している、推定2歳になるシマミケの♀。パッタイ。
彼女に出会ったのは、だっこ夫婦が結婚一年目。猫が欲しくて欲しくてたまらず、猫可の一軒家に引っ越したものの、当時激務だった二人が悩みに悩んで、近隣のシェルターに通い始めた頃でした。
譲渡会のたびにSNSでめぼしい子をチェックをしていたものの、「留守がちで寂しい思いをしないだろうか」「病気になったらどうしよう」などと、なかなか踏ん切りがつかずにいたある日。
近隣の“野良猫公園”で、すり寄ってきた見慣れない子猫がパッタイでした。
縁というのは不思議なもので、今にして思えば、あのタイミングでなければ連れ帰らなかったでしょう。
私と夫はその寒い夜、おそらく誰かに捨てられ、人恋しがり足に絡みついてきたパッタイを抱きかかえ、どうしうようどうしよう、と言い合いながらも、足はまっすぐ家に向かっていたのです。
妊娠発覚、パッタイの気の強さに不安も・・・
ワクチンや諸々の検査、避妊手術、マイクロチップの装着など、必要な処置を全て受け、晴れて飼い猫となったパッタイはわがまま放題で一人っ子を満喫していました。
当時まだ子供のいなかっただっこ夫婦はパッタイに惜しみない愛と資金を注ぎ込みました(^^;)保険は通院と手術の二種類をかけ、夫のテムさんなどはただのフェルトのボールのおもちゃにトータル五千円くらいはつぎ込んでいました。
そんな中、私の妊娠が発覚。なんと、パッタイが我が家に来てたった1ヶ月後のことでした。
「きっと、パッタイは一緒に遊べる姉妹が欲しかったんだね!」なんてお花畑でいられたのもつかの間。家に赤ちゃんを迎える準備をはじめ、そわそわしている私たちに気づいたパッタイは、より自己顕示欲を発揮させ、一層わがままになって行ったのです。
そのころから、近所の野良猫が窓の外を通るたびにシャーシャーと威嚇をするように。当時TNRに片足を突っ込んでいた私たちがちょっとでも他の猫の匂いをつけていると、ご飯やうんちをストライキ。
「自分以外の猫は許さん」という態度を徹底していました。
あまりの気の強さに、インスタでよく見る「赤ちゃんと猫ラブラブ」な絵面への期待は早々に捨て去った私たち。なんとか赤ちゃんを受け入れてもらえるように、早くから病院やネットで猫がいる家庭での妊娠、出産を調べることにしました。
そこで私は、思いがけず心配のタネを作ってしまうことになります。
そう、猫を飼っていて妊娠経験がある人は、一度は気になったことがあるはずの寄生虫、“トキソプラズマ”です。
私はこのワードをネットで知りましたが、知り合いは、妊婦健診で助産師さんから説明を受けたと話していました。
それだけ赤ちゃんに影響して欲しくない寄生虫でありながらも、私のように自分でトキソプラズマに関して調べてもモヤモヤした情報が点在しているのが現状だったりします。
次回は私が主治医の先生から説明を受けた寄生虫”トキソプラズマ”の話と、私自身の検査についてお話しします。
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