【ネコトコ記録】赤ちゃんと猫、一緒に育てて大丈夫?〜我が家の場合〜④我が家のアレルギー対策

ネコトコ記録:猫を飼ってても子育てできる?大変なことや気をつけることは?我が家の愛猫パッタイと0歳児トコちゃんとの生活を妊娠〜子育てまで語ります。

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赤ちゃんに猫アレルギーが出る可能性はある?

こんにちは。だっこです。

前回までは、パッタイとの出会い、妊娠、妊娠中に陽性反応が出たトキソプラズマについてお話ししました。トキソプラズマの二次検査で、赤ちゃんに影響がない過去の感染だとわかった私。ホッとしたのもつかの間、ある日なんとなく見ていたネット記事に影響され、猫アレルギーへの恐怖が膨らみ始めました。

「猫を手放して生活・・・」ネットで見た記事が不安のタネに。

私が猫アレルギーについて調べだしたのは、1つのネット記事がきっかけでした。それは、猫ボランティアの女性のお子さんに発症した、重度の猫アレルギーを巡る話。

その女性のお子さんにはアナフラキシーショックという命に関わる重篤な症状が出てしまい、女性は長年続けていた子猫の預かりボランティアを辞め、家族同然の飼い猫も泣く泣く手放したという悲しい記事でした。

この記事を読んだことで、私の中で「パッタイと暮らせなくなる恐怖」がむくむくと湧き上がったのです。

そこで赤ちゃんとアレルギーについて調べてみると、アレルギーは遺伝性が強く、親に何らかのアレルギーがあるとその子供にもアレルギーが出る可能性が高まるという説が。

私の夫、テムさんは、特殊な皮膚アレルギー体質で毎晩の薬を欠かせないのですが、遺伝する可能性があるのは親と同じアレルギーとは限らないのだとか。つまり、子供にアレルギー体質が遺伝したとしたら、猫に反応するということもあり得るということ・・・。

蕁麻疹は他の人にうつることはなく、ごく一部の例外を除いて遺伝することもありません。アレルギー性蕁麻疹の人で、いろいろな物質に対してアレルギー反応を起こしやすい体質(アトピー)がある人では、その体質はある程度遺伝する傾向があります。しかし具体的に何に対してアレルギー反応を起こすようになるかはその人が生まれてから後の生活環境の中で決まっていきます。例えば両親のいずれかにソバアレルギーがあると、そのこどもにもソバアレルギーが遺伝するという訳ではありません。

【引用】公益社団法人日本皮膚科学会:https://www.dermatol.or.jp/qa/qa9/q14.html

もちろん全てのアレルギーが遺伝性とは限らず、心配しだしたらキリがないものの、記事の親子が愛猫たちを手放した時の胸を締め付けられる描写が頭を離れません。

なんとか赤ちゃんにアレルギー体質を遺伝させない方法はないのか、私は早速、民間療法や産院で聞いて情報を集めることにしました。

愛猫と暮らしたい…赤ちゃんにアレルギーを発症させにくくする!

「アレルギーが心配なら、母乳で育てることをおすすめしますよ」と、年配の助産師さん。

さっそく、妊婦健診時にかかりつけの産院で相談すると、とても親身に母乳育児について教えてくれました。

「母乳には赤ちゃんの免疫力を高めるパワーがあるのよ。免疫力が高ければ、その分アレルギーにはなりにくくなります。乳酸菌も免疫力を高めるから、ママが数種類の乳酸を取るのもいいわね」

それならば!と、すぐに助産師さんに勧められた乳酸菌をサプリメントで取り始め、図書館で本を借りて母乳育児の勉強を始めた私。

↑↑↑

私が飲んでいた乳酸菌サプリメントはこれ。妊娠中期から、母乳育児の現在まで、このサプリメントとヨーグルトやぬか漬けで数種類の乳酸菌を取り続けています。免疫力は複数の乳酸菌を取り続けることで上がるということなので、一度に三種類の乳酸菌が取れるこちらはずっと続けたいと思っています。

↑↑↑「10人産んだ」という心強いワードに惹かれて読んだ本。母乳で育てたい私にはためになることがたくさん書かれていました。読みやすく、優しい口調の文体で書かれていたので、気を張っていた妊娠中にも疲れずに読めましたよ。

今考えれば、必ず母乳が出るとは限らないのですが、そのときは「母乳が赤ちゃんの免疫力を高める」という話しか頭になく、我が家は妊娠中調乳グッズを一切用意しませんでした(^^;)

さらに、アレルギー科で猫アレルギーについて相談。先生の話では、猫アレルギーの原因はさまざまだそうですが、猫のアレルゲンである唾液やフケのケアを徹底することで、やらないよりもはるかに発症しにくくなるとのこと(病院によって見解が違います)。

そこで、アレルゲンである唾液やフケのついた毛が溜まるカーペットや布カーテンなどの布物を排除し、パッタイ自身のブラッシングや体の水拭きを徹底。本来は、週に一度のシャンプーなどがより効果的とのことですが、猫のフケは水溶性のため水拭きだけでも効果があるそう。妊娠中〜子育て中になるべく楽に続けられうよう、毎日の水拭きを習慣にしました。

また、猫の撒き散らすミクロのアレルゲンが空気中に飛散するのを防ぐため、各部屋に空気清浄機を導入生まれてくる赤ちゃんがアレルゲンに触れる機会を減らすべく、妊娠中から床の水拭きや布団の掃除機がけも日課にしました。

当時、夫のテムさんは「そこまでするの?」とちょっと引き気味。でも、生まれてくる赤ちゃんにアレルギーが出たら、大人のように薬や掃除で対応させる訳にもいきません。

なによりも私は、パッタイを手放したくない!!!その一心で、“赤ちゃんにアレルギー体質が遺伝したとしても、絶対発症させない!”と意気込んでいました。

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↑↑↑我が家の空気清浄機は世界基準で信頼されているブルーエア。リビングにはBlueairPure 221 Particle。寝室にはBlue Pure 411 Particleと部屋の広さで使い分けしています!猫のアレルゲン対策だけでなく、猫トイレ臭や揚げ物など料理の臭いもすぐに消えるので、これを導入してから消臭スプレーいらず。梅雨時期の部屋干しも臭くならないので、少し高くても買ってよかったと思っています!

毎日のケアは大変だけど、君がいるからよろこび二倍。

窓辺でくつろぐ愛猫、パッタイ

その後、無事にトコちゃんを出産し家に帰った私は、すぐに掃除とパッタイのケアを再開しました。トコちゃんの免疫力アップにつながるという、母乳育児も順調でした。

そして、パッタイが近づかないよう注意して暮らしていた最初の1ヶ月が過ぎ、現在は日中も寝るときも、同じ部屋で過ごしています。

ちなみに、寝室は猫アレルギー対策の観点で一番猫を隔離したほうがいい場所だとよく言われますが、子猫の頃から家族と寝ていたパッタイをいまさら追い出すこともできず・・・。我ながら甘いとは思いますが、空気清浄機、毎日の掃除機がけとコロコロ、週に二回のシーツの洗濯で対応中。

ただでさえやることの多い育児中の生活ですが、パッタイのケアやこまめな洗濯、床の掃除機がけに水拭きなど、猫アレ対策はそれなりに大変。それでも、猫を認識し始めたトコちゃんが嬉しそうにパッタイに向かっていく様子や、最初はビビりながらもそばに行っても逃げなくなったパッタイを見ていると、すこしづつ距離を縮めていく二人を微笑ましく感じます。

今テムさんと話しているのは、万が一トコちゃんが大きくなって猫アレルギーの気配が出てしまったら、パッタイを隔離できるような広いお家をがんばって建てようね、ということ。

我が子の健康も大切。同じくらい、私たち家族にたくさんの喜びをくれたパッタイも大切な私とテムさん。ずっとみんなで暮らしつづけるために、これからもその場その場でできることを頑張っていくつもりです!

次回は、突然やってきた赤ちゃんへのパッタイの反応と、猫の気持ちのケアについてお話しします。ぜひ読んでくださいね!

この記事を書いた人
だっこ

趣味は料理。調味料。クラフトビール。特技は整理整頓。
食生活アドバイザー・フードアナリスト・食農検定2級取得など、
食に関する勉強が好き。夫テムさんの助けを借り、ブロガーに挑戦。
Twitterでもつぶやいてます。

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