[失敗ナシ!]家でご馳走ステーキが焼ける、超簡単な3つのコツ

ピンク色に火が通ったステーキをサラダと一緒に盛り付け。
スポンサーリンク

はじめに

ステーキは好きですか?

我が家は夫のテムさんが大の肉付きなため、「お給料が入ったら塊肉!」と決めています。

だけど、おうちで上手にお肉を焼くのって、案外難しいと思いませんか?私も、コツを得るまでは何度か失敗しましたが、試行錯誤を重ねた結果、今はお店で出てくるようなピンク色に火が通ったステーキが焼けるようになりました。

「でも、なにかと準備したり、手間ヒマかけて難しいんじゃない?」

いえいえ、そんなことはありません。我が家のステーキは、特別な道具も調味料も一切用意しなくても、フライパンさえあればきれいなピンク色に焼けるんです。

今回は、家族や来客にも大好評の、だっこ流ステーキの焼き方をご紹介しますね。今回は、工程ごとの写真とともに、美味しいステーキを焼く3つのコツを伝授します!

ぜひ、コスパ最高のお家ステーキをお試しくださいね。

失敗しないお肉選びは「サシの入った肩ロース」!

スーパーで買ってきたサシが多めの厚切り肩ロース肉。

「家で食べるステーキなんて、何を選んでも一緒じゃないの?」

いえいえ、選ぶお肉によって下ごしらえも美味しい焼き方も結構違ってきます。我が家でよく食べるのは、ランプ、肩ロース、ヒレ等。

中でも、おうちで食べるステーキで私がオススメするのは、「サシが多めの、厚さ2センチ以上の肩ロース」。

肩ロースはグラム150円前後でサシが入ったものが見つかる、味と価格のバランスの良いお肉。初めからサシが多いお肉選びをすることで、凝った下ごしらえをしなくとも柔らかく、失敗しにくいんです!

そりゃあ高いお肉なら美味しくなるけど、

そういうことじゃあないですからね。

約500gで1006円の肩ロース肉。

買ってきたのは、厚さ3センチのステーキ用方ロース。グラム182円なので、1000円でぶ厚いお肉が553グラムです。このコスパで味の良いお肉を食べられるなら、お店で高級なお肉のカケラをチマチマ食べたいと思わなくなっちゃいますよね(^^;)。

では、だっこオススメの肩ロースステーキ肉を買ったら下ごしらえに進みましょう。

なにがあってもまずはお肉を常温に!

お肉を焼く前に注意したいのは、必ず常温に戻しておくこと!

あなたがもし、夕飯の支度を始めるときにお肉を常温に戻すことを忘れていたなら、肉が常温に戻るまで夕食を見送ってください!それくらい常温から焼き始めるのは大切なポイントになります。必ずやっておくこととして、胸に刻み込んでくださいね。

常温に戻したら、続いて下ごしらえです。「家でステーキ コツ」と検索すると、玉ねぎをすりおろしてつけたり、コーラで浸けたり・・・。凝った漬け込みレシピがたくさん出てきます。一応理にかなった方法ではありますが、今回のだっこレシピでは、裏技的な漬け込みはしていません!!

ステーキに限らず、私が実践したいと思うレシピは常に、「手間ヒマかけずに大きく違いが出る」レシピ。

今回はもともとサシの多いお肉を選んでいますから、余計な手間をかけてあと少〜し柔らかくする必要はありませーん!なので、下ごしらえはノーギミック!

大きな筋には包丁で切れ目を入れ、塩・コショウでも、ニンニクでも、お好きに刷り込んどいてください(笑)ちなみに今回、私は適当に冷蔵庫にあった塩麹とコショウで下味をつけました。

肩ロース肉に下味をつける。

下味は5分くらいで大丈夫です。では、いよいよお肉を焼いていきます。

焼き方のコツと手順を紹介!

美味しいステーキを焼くために一番大事なのは?

私は、焼き加減だと思います。

火を通しすぎるとパサパサで硬くなり、逆に家庭でレアステーキを焼こうとすると、火加減が難しく、「ほぼ生」のようなことになってしまいがちです。

ちょうどいいのはローストビーフのように、切り分けると断面にピンク色に火が入ったお肉。そんな焼き加減、どうやってわかるの?と思いますよね。

私の経験上、この火の通り具合はある程度表面をしっかり焼き、余熱で火を通すことで実現します。今回はお肉の厚さごとに焼き時間を数値化してみたので、誰でも簡単にピンク色の断面のステーキができますよ!

では、やって見ましょう!

①お肉が常温に戻ったら、フライパンにサラダオイルや牛脂を引く。

牛脂を溶かして火にかけ、フライパンを煙が出るまで温める。

②煙が出るまでカンカンに熱し、一度濡れたふきんの上で粗熱を取る。

濡れた布巾の上でフライパンのあら熱を取る。

③フライパンに肉を入れ、中火で3分づつ両面を焼く。

肉を動かさず、中火でじっくり焼き色をつける。

●焼き時間は1センチごとに1分足していく。(2センチなら片面2分、3センチなら片面3分)

●火加減は中火で。

●お肉に触らずにじっくり焼く。

肉をひっくり返し、もう片面も中火でじっくり焼く。
ひっくり返してもう3分。触らずにじっくり焼き色をつけ、肉汁を閉じ込めるイメージです。

④両面焼き終えたらフライパンから取り出し、アルミホイルで三重巻きにして20分程度放置して完成!!

肉をアルミホイルに包んで、余熱で火を通す。

え〜できたてじゃないの?

という声が聞こえてきそうですが、経験上、家庭で焼きたてのステーキを提供するのは好みの焼き加減で出すのが一発勝負になり、ムズカシイので却下!!

美味しければよくありません?この方法なら安定して、美味しい焼き加減に仕上がるんです。

余熱で火を通したステーキ。

20分後のお肉です。では切ってみましょう・・・

余熱で火を通したステーキをカット。中がピンク色に。

どうですか?中がちょうどいいピンク色です。美味しそうですよね。こんな感じで、ホイルでじっくりと余熱調理をすることで、誰でもこんな風に仕上がるんです。本当に簡単です!

〜失敗しらずのおうちステーキ〜まとめ!

ピンク色に火が通ったステーキをサラダと一緒に盛り付け。
失敗しらずのおうちステーキ
  1. 暑さ2、3センチのサシが多めのステーキ用肩ロースを用意
  2. 常温に戻してお好みで下味
  3. フライパンを煙が出るまで熱し、一度ぬれふきんで粗熱を取る
  4. 厚みに応じて、中火で片面2分半〜3分づつ触らずに焼く
  5. 焼き終えたらフライパンから取り出し、アルミホイルで三重に巻いて保温
  6. 20分余熱で火を通して完成

フライパンに余った肉汁でソースを作ってもいいですね。

フライパンの肉汁に、チューブにんにく、醤油、酒を足して煮立て、ステーキソースを作る。

お家で美味しいステーキを食べたいけど、上手に焼けないという方に試してほしいこのレシピ。

特別な道具や調味料は必要なく、焼き時間と中火の火加減をしっかり守れば誰でも簡単に美味しく焼けますよ!

厚切りのステーキに豪快にかぶりつく、家族のおいしい顔を見られますように!

この記事を書いた人
だっこ

趣味は料理。調味料。クラフトビール。特技は整理整頓。
食生活アドバイザー・フードアナリスト・食農検定2級取得など、
食に関する勉強が好き。夫テムさんの助けを借り、ブロガーに挑戦。
Twitterでもつぶやいてます。

だっこをフォローする
ダコメシ
スポンサーリンク
東京2Kネコトコライフ