【親子イベント】サラダ音楽祭2019で、赤ちゃんと楽しめる『ベイビーオペラ ムルメリ』を観てきた感想!!

サラダ音楽祭「ベイビーオペラ ムルメリ」の会場にて
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誰もが音楽を楽しめる「サラダ音楽祭」!

サラダ音楽祭HP
引用:https://salad-music-fes.com/

「サラダ音楽祭」ってどんなイベント?

サラダ音楽祭は、誰もが音楽の楽しさを体感・表現・発信できる音楽祭として、2018年に誕生しました。サラダ=SaLaDの由来であるSing and Listen and Dance〜歌う!聴く!踊る!をコンセプトに、東京都と東京都交響楽団が、東京芸術劇場及び豊島区と連携し、赤ちゃんから大人まで楽しめるオーケストラコンサートやワークショップなど、フレッシュで多彩なプログラムを展開します。

引用:https://salad-music-fes.com/

サラダ音楽祭は、あらゆる人がボーダレスに音楽を楽しめる祭典。ふだんオーケーストラやオペラなど、生演奏の音楽に触れる機会が少ない赤ちゃんや子供達も、生の音楽に触れ、体感できる素敵なイベントです。

なんといっても我が家は音楽フェスがきっかけで距離を縮めた音楽好き夫婦。10ヶ月の娘、トコちゃんも、夫・テムさんが弾くギターやテレビの音楽が大好きなので、ぜひ生の音楽を体感させてあげたいと、早速赤ちゃん向けのプログラムを探しました。

サラダ音楽祭の赤ちゃん向けプログラム『OKオーケストラ』と『ムルメリ』

候補に挙がったのはこの二つ。

OKオーケストラ
ムルメリ

赤ちゃんが泣いてもOK。指揮やダンスでオーケストラを文字通り“体験”できるコンサート『OKオーケストラ』と、0歳から2歳までの赤ちゃんを対象にしたオペラ『ムルメリ』です。

正直、オーケストラやオペラの体験なんて、大人である私自身も初めてのこと。どちらも相当魅力的で迷ったのですが、オーケストラは約1時間のプログラム。指揮体験も、0歳のトコちゃんよりも少しお姉さん向けのプログラムに感じられました。

一方ムルメリは上映時間30分とコンパクト。対象年齢も2歳以下なので、赤ちゃん向けの内容であることが期待できました。ちなみに、参加可能なプログラムの時間がかぶっていたので、「どちらも購入」はできない状況でした。

『OKオーケストラ』『ベイビーオペラ ムルメリ』
対象年齢0歳以上0歳〜2歳
上映時間60分30分
チケット料金
一般:1,500円(全席指定)
3歳以上~高校生:500円
※2歳以下膝上無料
赤ちゃん(2歳未満)500円
一般(高校生以上)1,500円(全席自由)
セットA【赤ちゃん1名+一般1名】:2,000円
セットB【赤ちゃん2名+一般1名】:2,500円
セットC【赤ちゃん1名+一般2名】:3,500円

※2019年9月現在の内容です。

上映時間や対象年齢、チケットの価格などを熟考して、我が家では『ベイビーオペラ ムルメリ』を鑑賞することにしました! 

チケットは、予約のみと当日券ありの2種類!

サラダ音楽祭は、他にも素敵なプログラムがたくさんあります。9月前半のプログラムは終了してしまいましたが、10月のプログラムも残っているので、参加したい方はチケットが予約のみか当日券ありかをよくチェックしてくださいね!

サラダ音楽祭チケット販売ページ
2019年9月17日現在のチケット販売状況です。引用:http://booktickets.pia.jp/salad-music-fes/

赤ちゃんが泣いてもOK?『ベイビーオペラ ムルメリ』を観た感想!

東京芸術劇場で行われたサラダ音楽祭
東京芸術劇場内の会場入り口

東京芸術劇場の講演会場の様子

当日、講演場所の東京芸術劇「シアターイースト」に着くと、すでに待合スペースは赤ちゃん連れの家族で賑わっていました。待合スペースでは、入り口でベビーカーを預かってくれ、中央には赤ちゃんがハイハイできるクッションマットが敷かれています。

「ベイビーオペラ ムルメリ」の待合スペース
「ベイビーオペラ ムルメリ」の待合スペース

奥には授乳室とオムツ替えができる多目的トイレもあり、赤ちゃん連れに優しい会場のようです。

「ベイビーオペラ ムルメリ」の待合スペース奥の多目的トイレ

開演前には、主催者の方から簡単に講演内容と注意事項が説明されました。

会場に入ると、20畳ほどの部屋の中央に小道具の石が並び、小川のように見立ててありました。セットの中にはすでに三人のキャストが眠った格好でスタンバイ。観客は小川のセットを挟む形で各々好きな場所に赤ちゃんと腰を下ろしました。

思い描いていた「オペラ」は舞台の上の演劇を観るイメージだったので、その優しい世界感とキャストとの距離の近さにまずビックリ!

写真を撮る間も無く公演が始まってしまったので、ひとまず会場の様子は後回し。

『ベイビーオペラ ムルメリ』のキャストとストーリー

観客が全員腰を下ろすと、早速部屋が暗くなり、物語が始まりました。

サラダ音楽祭に赤ちゃん向けの新しいプログラムが登場します!ベイビーオペラ『ムルメリ』は2017年にスイスのバーゼル歌劇場で初演された、0歳から2歳未満の赤ちゃんとその父母、祖父母を対象にした30分の作品です。スイスの山々や渓谷などを思わせる舞台と客席が一体化した小さな空間で、3名のオペラ歌手が動物たちの色々な声を表現しながら、赤ちゃんの世界にアルプスの魔法をかけていきます。
※『ムルメリ』とはアルプス山脈に生息するリス科の小動物。日本ではマーモットと呼ばれています。

引用:https://salad-music-fes.com/program05/#

どうやらストーリーは、森の妖精たちが石や水を使って遊んでいる、という雰囲気。三人の美しいオペラ歌手の方は、小道具の石や声を使って、活き活きと言葉のないストーリーを紡いでいきます。歌というよりも、声や音そのものの楽しさを発見できる内容で、赤ちゃんたちはもちろん、大人の観客も笑ったり驚いたり、夢中で観劇していました。

キャストの方は、全員外国のオペラ歌手の方。

出演者
ソプラノ/カリ・ハードウィック
バリトン/ディミトロ・カルムーチン
バス/ポール=アントニー・ケイトレー

引用:https://salad-music-fes.com/program05/

お三方ともビジュアルも声も美しく、言葉のない劇を活き活きと演じていらっしゃったのが印象的でした。

サラダ音楽祭「ベイビーオペラ ムルメリ」の会場にて

ほんとに赤ちゃんが泣いても大丈夫?

公演中は、時々泣き出す赤ちゃんもいましたが、ほとんどの赤ちゃんはキャストの出す音や小道具に興味津々。触れ込み通り、赤ちゃんが泣いても気にせず「お互い様」という雰囲気の中で観られたのも素敵でした。

また、我が家のトコちゃんも含め、セットに近い場所で観ていた赤ちゃんは小道具を触ったりキャストに近づいて行ったりと自由(^^;)しかし、それも想定内のようで、キャストの方は上手に赤ちゃんの興味を引いて、赤ちゃんを巻き込みながら物語を進行してくれました。本当の意味で親子で楽しめる、とっても素敵な時間でした。

サラダ音楽祭「ベイビーオペラ ムルメリ」の会場にて

終演後は、赤ちゃんたちが会場で自由に小道具に触れて遊んだり、キャストの方が撮影に応じてくれる一幕もありました。トコちゃんは、イケメンの男性歌手に遊んでもらってご機嫌(笑)

サラダ音楽祭「ベイビーオペラ ムルメリ」の会場にて

音楽好きのテムさんと「楽しかったねー」と言い合いながら帰ることができました。

『ベイビーオペラ ムルメリ』はここが素晴らしい!

『ベイビーオペラ ムルメリ』は、今年がサラダ音楽祭で初めての公演とのこと。「来年もぜひまた来たい!」「ママ友にも進めたい!」と思える内容だったので、その素晴らしさをまとめました。

『ベイビーオペラ ムルメリ』のポイント

✔︎赤ちゃんとその両親や祖父母が鑑賞できる。

✔︎舞台のないオペラ。客席と一体化したステージで繰り広げられる、音と声と体を使ったストーリー。

✔︎赤ちゃんが泣いてもOK!小道具に触れてもキャストに近づいても怒られない!(※かといってわざと邪魔をするなど、行きすぎた行動は慎むべきですが・・・)

✔︎赤ちゃんだけでなく、大人も夢中になれる魅力あるキャストと物語。

「サラダ音楽祭」初参加の赤ちゃんにおすすめ!

トコちゃんの生まれて初めての「オペラ」となった『ベイビーオペラ ムルメリ』。大きくなってもずっと覚えてるとは思いませんが、今回初めて生の音楽に触れ、「音楽って楽しい!」と感じる原体験になったのではないでしょうか。

サラダ音楽祭のなかでも、『ムルメリ』は、ママやパパも気負いなく連れてこられるので、「音楽祭」デビューにはおすすめです。来年の開催時に2歳以下のお子様がいる方は、ぜひ親子で鑑賞してみてください!きっと「オペラ」の概念が変わりますよ!

来年は、トコちゃんも1歳。『ムルメリ』の他にも『OKオーケストラ』など、他のプログラムにも参加してみたいなと思います!

我が子の成長に合わせて、参加するプログラムを増やせるのも楽しみだね!

この記事を書いた人
だっこ

趣味は料理。調味料。クラフトビール。特技は整理整頓。
食生活アドバイザー・フードアナリスト・食農検定2級取得など、
食に関する勉強が好き。夫テムさんの助けを借り、ブロガーに挑戦。
Twitterでもつぶやいてます。

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