【出産が怖い!】「出産の痛み」をリアルレポート!陣痛〜分娩をレベル分け&最強のいきみ逃しは?

分娩台の上で陣痛と分娩の痛みに耐えるだっこ。
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妊娠中の気がかりは「どれくらい痛い?」

こんにちは。だっこです。

ブログも記事数が増えてきて、なんとなく今の自分に身近な子育てやプレママ向けなどの記事が中心になってきました。今後も、皆さんの「知りたいこと」に私なりに答えられたらと思っています(^^)

さて、今回は、私が妊娠中に一番知りたかったことを記事にしてみました。それはズバリ、

「出産て、どれくらい痛いの?」ということ。

「出産の痛み」と聞くと、一般的には「陣痛」をイメージしますが、実は他にも色々な痛みが・・・。初めての妊娠&出産なら、「何がどれくらい、どんな風に痛いのか」とても気になりますよね。

実際には産み方や痛みへの耐性によって、痛みの感じ方には個人差があります。が、私ひとりの体験も、未経験の妊婦さんには貴重な情報になるかも!ということで、私、だっこの出産実体験をもとに、出産のあらゆる痛みをできるだけ詳しく言語化してみました!

記事の最後には、最強のいきみ逃し方法の記事もご紹介していますので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。

私が体験した「出産の痛み」を段階分けして解説。

陣痛5分間隔の痛み

陣痛5分間隔の痛みに耐えるだっこ。

【痛みのレベル】

3

【痛い場所】下腹部

【痛かった時の状況】

予定日を10日ほど過ぎた早朝に破水、夫・テムさんに付き添われ、慌ててタクシーで病院へ。入院手続きを取って陣痛室でスタンバイするものの、その日1日陣痛はつかず、想像していたよりものんびりと病室で過ごしていました。

付き添いで仕事を休んだテムさんも、拍子抜けして一旦自宅へ。余裕をこいて漫画を読み始めた午前0時、いきなり下腹部に冷や汗が出るほどの鈍痛が1分ほど続き、消えました。

慌ててスマホで時間を測ると、ほぼ5分後に再びの鈍痛。いきなりの5分間隔陣痛でした。5分経つごとに強烈になる痛みに我慢できず、ナースコールを押すと助産師さんがやってきて子宮口をチェック。

「まだぜんぜんですね〜」と言われ、ドッと冷や汗。「これでっ?!!」と聞き返しながら、ちょうどその時痛みの波がやってきて吐きました。

【痛みを例えると?】

「生理痛」に近い内科的な下腹部の鈍痛。を、45倍くらいにパワーアップさせたもの。その状態から大きくうねりをあげて、さらに10倍の高さに登っていき、痛みの頂上(てっぺん)でドクドクドクッと脈打ってからシューッと消えます。

生理痛が軽い人や男性は、下痢の時のお腹の調子の45倍をスタート時としてイメージしてください。ちなみにこの時感じたのは、「痛みが動いている!」ということ。

実際のところ、「痛みが動いている」わけではなく、「赤ちゃんが子宮から移動するからその場所がものすごく痛い」ということなのですが、その時は赤ちゃんそのものが「動く熱い痛み」のように感じられました。

分娩直前の1分間隔陣痛

陣痛1分間隔から分娩台直前の痛みに耐えるだっこ。

【痛みのレベル】

10

【痛い場所】下腹部下〜骨盤の間を往復。

【痛かった時の状況】

5分間隔の陣痛が2時間ほど続き、やがて1分間隔に。助産師さんが「まだです」と立ち去ろうとするたびに痛みで吐きながら半泣きですがりつき、お尻を押してもらいました※。そうこうしているうちにテムさんが駆けつけ、選手交代。

お尻を抑えていないと肛門が飛んでいってしまうという恐怖にかられ、テムさんに全身の力を込めて肛門に拳を当ててもらいながら、四つん這いになったり上半身だけ起こしたり。陣痛がない隙にと少しでも楽な姿勢を探してのたうち回ります。

その状態で1時間ほど経ったところで、痛みに大きなアクションが加わり絶叫。したかと思いきや、あまりに痛かったためが“声を出さずに絶叫”して、ナースコール。子宮口チェックで分娩台へのGOを出す助産師さんに、「今動くとか無理です」と泣きついて叱られました。

※いきみ逃し。痛みとともに強くいきみたくなるタイミングがくるため、分娩台の上に行くまでいきまないよう肛門付近を押さえるとよいと言われている。

【痛みを例えると?】

突如加わる大きな痛みは、赤ちゃんが骨盤から出ようとして「いよいよ分娩!」の合図。陣痛の際、先述のうねりをあげて頂上までたどり着いた痛みが、遊園地のバイキングのように骨盤めがけて突進し、戻って行くというワンアクションが加わります。

この時すでに「体内で動く痛み」の大きさはスイカ大くらいになっていて、骨盤にガツーン!と入って行く際には痛すぎてびっくりしすぎて体が裏返るかと。実際にベッドの上で、「裏返る、裏返る」とつぶやいていたのを覚えています。

ちなみにお産の時、人間の骨盤は一時的に開いて赤ちゃんの通り道をつくるのだそうです。なにその十戒。神秘的過ぎるし痛過ぎですよね。

強烈陣痛&経膣分娩の痛みと恐怖

分娩台の上で陣痛と分娩の痛みに耐えるだっこ。

【痛みのレベル】

9

【痛い場所】骨盤〜産道の間。

【痛かった時の状況】

陣痛の痛みばかり気にしていた私は想像だにしていなかったのですが、分娩台の上に登り、いわゆる「いきみ」が始まってやっと気がつきました。そりゃあそうですよね。出すのも痛い!

陣痛の波に合わせて思いっきりいきむことで赤ちゃんが骨盤を通り抜け、外に出てくる・・・はずなのですが、娘は頭が大きかったため、産道の途中で頭が引っかかって出てこない!!!

「痛い痛い!!!」と苦しんで泣く私を見て、テムさんも半泣き。先生はじめスタッフの方は見慣れている光景なのか「痛いよね〜」と涼しい顔。一生忘れないぞこら。何回か長いいきみをトライして少しずつ赤ちゃんを下ろしたのち、先生の「次で最後にしよう」の声にやる気を出してやっと出てきた娘・トコちゃん。

スピード安産と言われる4〜5時間の出産でしたが、地獄の痛みでした。

【痛みを例えると?】

分娩時の痛みは、1分おきにやってくる強烈な陣痛の痛みに合わせ、自らいきんで赤ちゃんを骨盤〜産道から出す痛みの“ダブル痛い”。その上産道に頭が引っかかってるので痛みが停滞した状態です。

この段階でのポイントは、痛みそのものもさることながら、自ら能動的に痛みに関わらなければいけないという“恐怖感”も伴うこと。例えるなら、「自力で踏ん張って鼻からスイカを出さないと死んでしまう」と言う状況です。男性なら「バスケットボールを自力で肛門からひねり出す」とイメージすればだいたい合ってます。

なんとなく、赤ちゃんは陣痛が始まって、分娩台に乗ってソフロロジー方で呼吸をしていれば出てきてくれると想像していたのですが、出てくるんじゃなくて出すんでした。あたりまえですよね。ちょっと下品な例えをすると、便座に座っても勝手に便秘は解消しません。

陣痛・分娩を終えたその後は・・・?

地獄の痛みで赤ちゃんを産んでやっと痛みが終わるかと思いきや、会陰切開の縫合をしたり、後陣痛に耐えたりと、産後も「痛い」のオンパレードというのはよく聞く話。

しかし、幸いにも私は会陰切開なし、後陣痛なしのラッキー体質。胎盤の一部が体内に残らないように、手で掻き出されたという後処理以外は、導尿の痛みくらいで済みました。

こうして無事に出産を終えた私、だっこですが、産後すぐは赤ちゃんの顔をチラリと見たきり、体力と気力を失い分娩台の上で放心。

体験談としてよく聞いていた「産んだ瞬間感動で涙が・・・」なんてことはなく、助産師さんの「初乳あげます?」の声にもぐったりと「あとで・・・」。

赤ちゃんを抱かせてもらうも放心しているだっこ。

テムさんが「お疲れ様」と労ってくれたり赤ちゃんの動画を撮っている中、あらためて「女性はすごいなあ」という思いに浸っておりました。

後日、赤ちゃんの顔を見にきた姑にそのことを伝えると、「でも、痛みなんてすぐ忘れちゃうのよね〜」と一言。「そういうもんか・・・」とその時は思いましたが、あれから8ヶ月経った今もこんなに詳細に思い出せます。

ちなみに、この出産時、私が感じた中で最も衝撃的な痛みは、【分娩直前の1分間隔陣痛】でした。あれで気絶する人がいると言うのも、なるほど頷けます。もし二人目に恵まれるとこがあれば、次は絶対に和痛か無痛を希望しようと思っています。

帝王切開・会陰切開…それぞれの出産にそれぞれの痛みがある!

超安産と言われる約5時間で長女・トコちゃんを出産しただっこですが、その痛みは今まで経験したことのない凄まじいものでした。

しかし、出産の痛みはまだまだこんなものではありません。私が体験しなかった、分娩誘発、帝王切開、会陰切開、後陣痛など、「痛い体験談」をTwitterから集めてみました。

▽誘発分娩

▽帝王切開

▽会陰切開

▽後陣痛

▽無痛分娩でも・・・

なるほど・・・たとえ無痛分娩でも、うまく麻酔が効くかは体質や体調によりますし、産後に痛みがないとも言い切れなさそうですね。

どんな産み方にせよ、出産が女性の体に大きなダメージを与えるのは間違いありません。ほんとうに、お母さんて偉大です!!

出産準備といきみ逃しについて知ろう!

何をどうがんばっても痛いのが出産!ですが、未知の痛みに対してできるだけ心の準備を整えておくことで、本番でのパニックが少なくなります。

今はネットでも様々な情報が拾えますので、できるだけ体験した人の

全ての出産を応援しています!

この記事を読んでいる、出産を控えたみなさん、出産の痛みは怖いですよね。とてもわかります。

実際、出産は痛いですし、産後は辛いです!!だけど、それはみーんな一緒。自分の母親や、友人、私のようなビビリにも乗り越えられたことだと思えば、少しだけ心強くないですか?

今回の記事が、これからご出産され、出産の痛みに立ち向かう全てのママにとって、少しでも勇気になれれば幸いです。

ご出産、頑張ってくださいね。みなさんを応援しています!

この記事を書いた人
だっこ

趣味は料理。調味料。クラフトビール。特技は整理整頓。
食生活アドバイザー・フードアナリスト・食農検定2級取得など、
食に関する勉強が好き。夫テムさんの助けを借り、ブロガーに挑戦。
Twitterでもつぶやいてます。

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