
2018年、里帰りをせず夫婦二人で出産。周りに頼れる人もなく、初めての育児に驚いたり戸惑ったり、ときにはイライラしたり落ち込んでしまったり。元気すぎる赤ちゃん、トコちゃんに翻弄されるだっこママとテムさんパパの笑ったり笑ったりの育児記録です。
あるある?自由自在に動けるようになったトコちゃんの、ダイナミックな目覚ましに戦々恐々
こんにちは、だっこです。
我が家のとこちゃん、7ヶ月は、つかまり立ちも覚え動きたくて仕方がないお年頃。
ハイハイは超スピード。家具があればつかまり立ちをし、気をぬくと背後に転倒。後頭部を打って泣くので、日中過ごす部屋では常に目配り。寝室では両親が眠っている間に徘徊しても危険が少ないよう、ものを排除しマットレスを敷き詰めて寝ています。
ところで我が家では、新生児期からの習慣で夜は添い寝派。現在は、二つ並べたマットレスのシングルサイズにトコちゃん、ダブルサイズに私と猫のパッタイとテムさん、という順で並んで眠っています。
最近の悩みは、よく動くようになったトコちゃんの早朝の暴れっぷり。
家族の誰よりも早く目覚めるトコちゃんは、何もない部屋での徘徊がつまらないようで、なにかと両親の体を乗り越えたり猫を追いかけたりと「障害物」を楽しんでいます。
特に餌食になりやすいのは、モチロン隣に寝ている私。
「絶対にこいつを起こす」という確固たる意思があるかはわかりませんが、朝四時に繰り出される斬新かつダイナミックな目覚まし技の数々に戦々恐々の毎日です。

そんなわけで、今回は最近のトコちゃん目覚ましから厳選した大技を、イラスト付きでご紹介します。
トコちゃんの目覚ましワザセレクション
【触覚、嗅覚に訴える】顔面オムツアタック

朝方のトコちゃんのオムツは一晩のおしっこと目覚めのうんちでパンパン、かつムレムレ状態です。そんなお尻で顔に乗り、鼻と口をふさぐというプレイ。
もちろんクサイです我が子のオムツとはいえ。
ちなみにトコちゃんが私の顔に乗るのは、おでこを舐めたり鼻を吸ったりするためで、触覚と嗅覚の不快感ダブルコンボで最悪の目覚めを経験しました。
それと、この技の説明をするときは、まず匂い、次にパンパンのオムツや顔を舐められている感触を突筆するため忘れがちですが、鼻と口がふさがっているので普通に窒息しかけています。
【おっぱい出しっ放し】セルフドリンクバー

ある朝ズリッ、ズリッ、と怪しい物音で目を開けた私。やだなやだな〜なんか寒いな〜嫌な感じがするな〜と思ったらおっぱいが出しっ放しでした。
夜中に授乳して眠さのあまりしまい忘れたのか?と寝起きのボンヤリした頭で考えていると、ズリッ、ズリッ、と部屋を一周してきた怪しい音の正体、トコちゃん。ずりばいでまっすぐに私のおっぱいに向かってきて食らいつき、一通り飲んだらまたズリッ、ズリッ、と部屋の周回に戻って行きました。
私は給水所?ドリンクバー???
というかおっぱい、出てたのか出したのか。ぼんやり考えたまま再び眠りに落ちた私。ちゃんと風邪を引きました。
【悪夢の顔面ヨダレ】KOUZUI

二つに折れた船の上で沈みゆく甲板に掴まっていた私。徐々に顔の位置まで水が上がって来たところで目が覚めました。
枕元にはもちろんトコちゃん。私の顔を逆さまに覗き込み、目鼻のあたりを狙って長いよだれをダバダバ落としに来ていました。
ちなみに前歯が生えはじめたトコちゃんのよだれ量は現在がMAX。
先日はゆうパックの硬いダンボールをしゃぶり続けてよだれで穴を開けたほど。そのダバダバのよだれを鼻から吸い込んだ私は名探偵も真っ青の「水のない密室で溺死」しかけたのでした。
【髪の毛ブッチ抜き】毛根殺し

最も身体的ダメージがあったのはこの目覚ましワザ。
トコちゃんは私の髪の毛をむしって食べるのが大好きで、起床時は怪力で引っこ抜かれてしまわないよう常に髪をまとめてお世話をしています。
しかし、寝るときまでは想定外。ノーガードの私の頭は、トコちゃんにとっておかわり自由の髪の毛バイキングだったようです。
ちなみに夫・テムさんは、夢うつつの中「やめてえ〜〜〜」「いってえ・・・」と唸る私の声で目覚め、私の毛をむしるトコちゃんの様子を見て大喜び。面白がって画像まで保存していたそうなので、次はトニックシャンプーで繊細に髪をケアしている彼にトコちゃんを仕向けてやろうと思いました。
【番外編】猫の早朝チャクラ封じ

ごくごく稀に、トコちゃんが「普通の起床時間」まで眠っていてくれることがあります。そんな時にはりきって目覚ましを継承してくれるのが猫のパッタイ。
人間の額には第三の目、サードアイなどと呼ばれる「チャクラ」があると言いますね。額を指さされるとめっちゃ気持ち悪いのはこのためだと私は思っています。
パッタイが私の額にずん、と前足を乗せてくるこの「チャクラ封じ」。他人に最小限の力で最大の不快指数を与えるとても効果的な技です。
猫はなんのためにそんなことをするかというと、エサもあるしトイレもきれい。「でも、ただ起きてほしい」というまったく無垢な悪意からなのです。
ふと思う。どうして私ばかり・・・?
こんなことを書いていて思うのは、トコちゃんもパッタイも、「なぜ私だけ起こすのだろう?」ということです。トコちゃんに関しては私の隣で寝ているとはいえ、あれだけ暴れるなら、テムさんの方まで転がってしまえばいいと思いますし、パッタイに至っては多分、どこで寝てようが私を起こしにきます。
たしかに世の中、「旦那は起きない」というフレーズをよく聞きます。
実際テムさんは、「たまたまトイレから戻ったら私の上にトコちゃんがいた」などの第三者の立場でしか“悪魔の目覚まし”を見たことがありません。猫もトコも効率重視で、「起きない人には最初から行かない」精神なのかもしれません。

でも試してみてもいいと思うんですよね。ここまでされたら多分誰でも起きるから。

・・・・・・・。
トコちゃん8ヶ月まであと少し。明日もどうせこんな感じで始まるネコトコ家です。

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