娘と一緒にお酒を飲みたい!
こんにちは。だっこです。
私は大のお酒好き。将来の夢は夫・テムさんと一緒に全国各地のブルワリー巡り。・・・でした。子供ができるまでは。
娘、トコちゃんが生まれた今、その夢は第二候補に。今の一番の夢は、「トコちゃんが、楽しく健やかに成長してくれること」。そして、彼女が無事二十歳になった暁には、トコちゃんが生まれた日のことや、どんな風に成長してきたかを語りながら家族でお酒を酌み交わしたいなあ〜なんて考えています。
せっかくだから特別なお酒を…そうだ、自分で作ろう!
そんな特別な日に飲むお酒はどんなお酒にしようか妄想していたところ、ピンと閃いちゃいました。「そうだ、自分で作ればいいじゃん!」。
毎年初夏にスーパーで見かける青梅を見るたび、「いつかは自家製梅酒を仕込んでみたい」と思っていた私。ちょうど今年も青梅が店頭に並び始めたところ。これは格好の機会だと思いました。
0歳の時に仕込んだ梅酒、二十歳の時には貴重な古酒じゃん。
さっそくネットで作り方を調べて見ると、梅酒はホワイトリカーで仕込んでから3ヶ月程度で飲むことができるそう。一年たつと味わいはまろやかに。
トコちゃんがお酒を飲める20歳の頃には超貴重な古酒になっている(はず)!もはやトコちゃん20歳のお祝いよりも20年ものの梅酒の味わいに気持ちが持っていかれつつありますが、ともあれ早速梅酒をつける準備をはじめました。
梅酒の材料を調達!
ネットスーパーで梅酒の材料をポチ。
スーパーに並んでいる青梅を買ってきても良かったのですが、材料になるホワイトリカーや氷砂糖も買うとなるとすんごい重量。別途瓶を調達するのもめんどくさい…。
と思っていたら、入会しているパルシステムで梅仕事用の梅や材料、道具がまとめて買えることがわかりました(※)。重たい買い物をせず、必要なものをまとめて届けてくれるなんて、これは便利!さっそく、漬けやすい分量の材料と4リットルの保存瓶をポチ!
※ネット限定の季節商品で、現在は販売内容が変わっています。
香りのいい梅が大切に配送されて我が家へ!
後日、パルシステムから届いた商品がこちら。
梅はいくつかの種類を選べましたが、特別なお酒を作るということで、奮発して一番高い「コア・フード南高梅(青梅)1㎏」を注文(※)。海風の通る気候の良い土地で、有機栽培で育った貴重な梅だそうです。
そんな貴重な梅は、一つの発泡スチロールにドライアイスと梅だけが入って大切に届けられました!
※ちなみにこちらはこの季節だけのネット注文限定商品。現在は販売内容が変わっています。パルシステムさんはその時期だけの旬の食品を厳選。それを使ったレシピの材料や道具も豊富です!
「星硝 セラーメイト 取手付密封びん」も、素敵な佇まいで大満足。よく見る赤い蓋の保存瓶ではなく、ガラス蓋で密閉するものが欲しかったのです。
いざ。梅仕事!レシピもあるよ。
梅酒を作る前に、大事なポイントを押さえておく!
さっそく、ネットでレシピをみながら梅酒作りを始めます。その前にまず、梅酒を仕込む際の注意点をおさらい!
梅酒づくりのポイント
・瓶は煮沸消毒をして水気をよく切っておくこと。
・傷のある梅を使わないこと。
・梅に水分を残さないこと。
長期密閉保存する梅酒は、傷んだものや水分が混じっていると腐ってしまったりカビてしまうことがあるそう。気をつけないといけません。
梅酒の材料と必要なもの
ホワイトリカーで作る基本の梅酒レシピ
①まず、梅を傷つけないように優しく流水で洗います。
②一粒づつ、なり口をつまようじで取っていきます。
③なり口を取りながら、傷んだ梅を選り分けます。
④綺麗な梅を分けたら、キッチンペーパーで一粒つづ丁寧に吹きます。
⑤念のため少しおいて乾燥させます。
⑥煮沸消毒した瓶に、梅と氷砂糖を交互に入れます。
⑦ホワイトリカー全量を、そーっと上から注ぎます。
⑧あとは、氷砂糖が溶けきるまで、週に一回程度瓶をゆすってなじませます。
これで仕込みは完成!
保存は冷暗所がよいということですが、冷蔵庫などは入らないので日光が入らない戸棚で保存。一年経ったら梅の身は取り出すそうです。
梅酒を仕込んでみて思ったこと。
・傷のついた梅を取り分けたら梅が減った!
・他のお酒でも試してみたい!
・氷砂糖、多かったかな・・・?
今回、配送だったので実物を見ることがなかった割には傷の少ない梅が届いたとは思います。ただ、やはり実際いくつか梅酒には使えない梅もありました(追熟させてジャムにします)。
その分量を考えると、梅1㎏まるまるつけることができませんでした。まあ、アバウトな感じでそのまま行っちゃいましたが、本当なら傷モノの分も見越して多めに注文して置くべきでしたね。
また、梅酒はアルコール度数35度以上のお酒で漬けることで腐敗しにくくなるということ。35度以上のお酒といったら・・・色々ありますね。ブランデーとか。泡盛とかとか・・・♡
果実酒用のホワイトリカーは、梅の風味が強く出るというメリットがありますが、他のお酒でも試してみたいと思いました。
今回は20年熟成を目指しているので、保存がきくようにという意味も込め氷砂糖は多めの1㎏を使用しました。でも、甘いお酒があまり好きじゃない私はさっぱり甘さ控えめにしても良かったかな〜とちょっと思っていますね。まだ味が見れないため、なんとも言えませんが(^^;)
記念にラベリングしました。
トコちゃんが0歳7ヶ月のときにお母さんが仕込んだ梅酒。これから何かと飲みたい誘惑にかられるかもしれない。そう思った私は、初梅酒記念にラベリングをすることにしました。
味見したい衝動にかられたら、これを見て20年熟成を思い出します(笑)。また、今回初めて梅酒を漬けてみて、これからトコちゃんが二十歳になるまで毎年梅酒を漬けたい!という欲が出てきた私。瓶が増えた時にもこうしておくといつ漬けた何年ものかが一目瞭然ですね。
トコちゃんが成長したら、一緒に梅シロップを漬けたりもしたいなあ。
梅酒を眺めながら、娘の成長を思う。
仕込んだ次の日、梅酒を見ると早速氷砂糖が溶け始めていました。
これから完全に砂糖が溶け、梅酒が発酵し、梅酒が熟成していくのをトコちゃんの成長とともに眺められることに、すでにキュンとしています。
思えば妊娠中は、母になることへの期待よりも不安の方が大きかった私。実母との関係もいまいちで、女の子だとわかった時は、正直いいお母さんになれないんじゃないかと怖かった。
でもトコちゃんが生まれてみて、テムさんと二人三脚で7ヶ月。私が世に言う“いいお母さん”じゃなくても、いつも両親の笑い声を聞いて育ってほしいなあという思いに変わってきました。
今はこの梅酒と日々成長するトコちゃんへの思いを肴に、ノンアルコールビールでほろほろ気分の毎日です。
どうか、娘のこれからの人生が楽しく実のある毎日で、この梅酒のようにじっくり大切に熟成されていきますように!
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